思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

独ソ戦のすべて』☆☆☆☆

数年前までは『どくそせん』くらいしかなかったのに、数年前からムックが続けて出た『独ソ戦』関連本。

中でも、本書はメカ関連の紹介と、全体の進行具合がバランスよくて、わかりやすい。
ただし、地図がそこまで多くないので、せっかく戦いごとに分かれているんだから、それごとに文中に出てくる場所が分かる地図を載せて欲しいなあ・・・。毎回書いてるけど。
『どくそせん』や岩波新書のように文章主体だと、全体の流れがわかりづらいので、ムックとかでページも少なく、戦いごとに分かれているほうが良い。
兵器も意外と兵器専門の本よりも分かりやすかったり。ソ連自走砲の関連の体系とか、初めて知った(^_^;)
写真もすべてカラーでリアルだが、当時からのカラー写真なのか、後から人工着色したのか、混在している(たぶん人口着色のほうが多そう)ので、そこはキャプションではっきり区別してほしかったかも(キャプションのない写真も多い)。