思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

刑事コロンボ 逆転の構図』
☆☆☆★
某所の居島一平ちゃんの再現で、オチは分かっていた、というか、ほぼそのまんま(@_@)
犯罪計画自体は途中で刑事が漏らす通り、杜撰な上、想定外のアクシデントが多かったというか、とにかくとても感心できるものではない。別に罠を仕掛けなくても逮捕できたんじゃないかなぁ…というレベル。ただ、ミステリファンとしては、普通ならアリバイ崩しの決め手になるはずのトリックが、逆に罠を崩すために偽の手がかりとして捏造されるところが面白いと言えるかも。

『アクシデンタル・スパイ』
☆☆☆
香港、韓国、トルコを舞台に、スパイとして巻き込まれたジャッキーが奮闘する。やっていることは『ライジング・ドラゴン』なんかと大差ない。ちなみにヒロイン(ジャッキー・ガールなんて言い方はないか?(^_^;))は懐かしのビビアン・スー。美人なんだかブサイクなんだか、カットによってよくわからないが、実に日本人っぽい(日本人受けする)顔なのは間違いない。
ラストはなぜかトラックが暴走する『スピード』に。崖から落ちるところは『ライジング・ドラゴン』そっくり。
アクションとしては、トルコの街中、素っ裸で逃げるジャッキーが楽しい。