毎回書いてるような気がするが、ほんと、こんなの商業出版させちゃいけないよ!
ようやく事件らしいことが起きかけるのだが、こんなの4巻めにしてやるこじゃない。まあ、そういう点に於いてはラノベ的なのかもしれないが…。
読者として、もしも許せるとしたら、本作の主人公が作者の私小説的な経験に基づくものである場合しかない。
唯一の救いは、4巻めまでくると内容がないことも分かってくるので文字数の割には凄いスピードで読めることだ。
なんせ、いじめ描写と中二病的妄想とガンダム話しかないと言ってもいいくらいなのだから。
八木剛士史上最大の事件 (講談社ノベルス) 浦賀 和宏 講談社 2006-08-08 |