ほとんど全編が宇宙での追いかけっこ。これまでの4巻=800〜900ページを我慢して(?)読んで来た人にとっては、ようやく盛り上がって来たか、というところだろう。
異星人の生態やフラクタクル・ワールドなど、SF的ガジェットもいろいろ。ほんとうにようやく、という感じだ。
この上巻でストリーカーとアルヴィンたちが別れる節目で終わる。
さて、6巻の大河ドラマのラストは、どう戦ってくれるかの〜。
星海の楽園〈上〉 知性化の嵐〈3〉 (ハヤカワ文庫SF) デイヴィッド ブリン David Brin 早川書房 2003-10 |