ようやくガンダムのサイドストーリーとしてドラマツルギーのあるものが出てきた感じ。これに比べればこれまでのやつは別にガンダムじゃなくてももいいやん!?というところだ。
シリーズの完結篇としても美しくまとまっていると思う。
展開やカット(できごと)に「0083」で見たようなものが多いが、同じ今西作品だから、これはしょうがないところか。おなじカットでも、アニメとCGというメディアの違いもあるし。
ただ、同じカットならアニメのほうが“力”があるような気がするのは気のせいだろうか…。
ビグ・ラングのデザインは出渕裕だったのね。てっきり藤岡建機だと思ってた。確かにビグロ部分をよく見ると「MS ERA」のやつにそっくりだ。
内部はMSドックになっているという、オーキス(GP03)以上のぶっ飛びデザイン。
ゲルググが意外と恰好良かったね。旧ザクまで出てくるサービスっぷりが嬉しい。
何より今まで徹底的に残酷物語だったのに、なんとかハッピーエンドだったのがニクイね。