最近よく読んでる(といっても毎日書いてるわけじゃないが)ゾゾコラムに
またも面白いことが書いてあった。
http://d.hatena.ne.jp/zozo_mix/20050514
「恋愛の死」についての慧眼が伺える(ちょっと重複が多いけど)。
私は基本的には小谷野敦「もてない男」に同意する者なので、
当然zozo-mixさんの意見にも首肯する。
私なりの意見では、恋愛の蔓延は資本主義と同じで、
もともと無理があるんだから、いずれ崩壊するのは自明のことだのだ。
現在では恋愛教が資本主義に裏打ちされているので、
資本主義が危うくなってきた以上、その上に載っている恋愛至上主義が
倒れるのは当たり前のことであるが。
資本主義経済的にみれば、
恋愛市場を担っている
映画、レストラン(繁華街)、ファッション、化粧品、美容室
の消費を担当しているのがもてる人、
アニメ、コミック、フィギュアなどのオタク産業を担当しているのがもてない人
ということになるだろう。
ま、それはいいとしても、
生物的にみて正しい人間のオスメスの関係はどういうものか、
あるいは哲学的にみて男と女の接し方はどうするべきなのか、
は難しいテーマである。