思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

「デカレンジャー」

第40話「ゴールドバッヂ・エデュケーション」

テツの上司が登場。『クウガ』のバラ怪人役の七森美江さんだ。クールでテツが本来持っていたキャラクター。まあテツの教育係だから当然なのかもしれないが、それならテツの存在意義っていったい…。

結局“情熱と正義”のバンたちに看過されたテツが活躍して上司が説得されるし…。こういう状況なら絶対こうなる、というストーリーなんだよなぁ…。まあ上司があっさり事件を解決してテツが引き戻されたら『デカレンジャー』の番組コンセプトじたいが否定されてしまうんだから、リアリティよりも演出を優先させるわなぁ…。

それより問題なのは、上司が全く強くなかったこと。せめて1話を使って上司の真価を見せてほしかった。一人も逮捕(死刑)にしてないし、あれじゃあ全くいいことなしやもんなぁ…。

こういう感情万能主義は私が一番嫌いな展開なのだ。

特キョウが犯人を追って、デカレンジャーが被害者を確保していれば負傷者を減らせたはず。だいいち、火の用心に回るなんて、ヒマすぎるぞ…。まあ死ぬほど忙しい現実を描いて子供の夢を減らしてもなんだから、これもまたしょうがないか。