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原題は『リディック クロニクル』みたいなやつで、『ピッチブラック』で人気が出たリディックのスピンオフではなく、ストーリー的にもちゃんとした続編である。このタイトルの関係性は、『レイダース』と『インディ•ジョーンズ』と同じだ。
内容は、乱暴に言えば、『デューン』と『スターウォーズ エピソード2』に、ロック様を放り込んだ、という感じ。それ以上でも以下でもない。娯楽映画としては必要充分!
SFはビジュアルにセンス・オブ・ワンダーがあれば合格なのだが、美術、昼夜の寒暖差が激しい惑星など、リアリティはともかく、面白いのでオーケー。
ヴィン•ディーゼルの見た目からも、絶対に死ななさそうなので、何が起こっても全然ドキドキしない、というのは問題……なのか?? それともシュワちゃんみたいに、無双っぷりを楽しむジャンルなのかな。
ちなみに、本作のシスにあたる存在を「ネクロモンガー」というのだが、『ザ・モモタロウ』ファンからすると、根暗でブラックなあいつ(ブラックもんがー)が毎回頭に浮かんできてしょうがなかった(^^;)