『人と会っても疲れない コミュ障のための聴き方 ・話し方』印南敦史
☆☆☆★
日本実業出版社
本書では、コミュ障を3段階に分けるテストもあるが、実はどれでも関係ない。
「まず、コンプレックスが「すぐそこにいる」ことを認める。そして認めたうえで、その存在を意識しすぎない。
それどころか、そこにいることをわかっていつつも、なかったもののように扱う。」
これが本書の真髄かも。
コミュ障というコンプレックスも、それを認知し、受容し、肯定することで、気にならなくする。そのプロセスには、コミュ障が軽度だろうが、 重度だろうが関係ない。
ちなみに、私は中度かな(^_^;)
著者も、当然ながらコミュ障害を克服した経験を元に書いているので、だれでも参考になるだろう。欲を言えば、著者のエピソードは冒頭におくべきだったのでは?