2015-11-10 ■ 『最後のトリック』 ☆☆☆★確かに、ノベルス版より、ラストに至る伏線の収縮がスムーズなのだが、それだけに余計、最後の作者の補足的な文章が言い訳に感じられる。殺人方法はともかく、時系列的な問題と、そもそも○○○が存在するという前提が受け入れられないし(そのために多くの紙幅を費やしてはいるのだが)。