思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

進撃の巨人追記

普通の巨人は、せめて『フランケンシュタイン対地底怪獣』くらいの特殊メイクか、これこそ「不気味の谷」を逆用したフルCGでしょ!
立体機動の開発や訓練シーンが欲しかった。劇伴ベースのセリフなしで2、3分あればできるでしょうに(T_T)


ブルーシティー(1)』星野ゆきのぶ
☆☆☆

SFマンガとして最近再評価の兆しなのか、愛蔵版の出版が相次ぐが、星野氏のほとんどデビュー作なのでさすがに今読むのはキツイだろうと思っていたが、『マンガ夜話』では概ね高評価だったので、二冊四百円で購入。
さすがは星野ゆきのぶだけあって、絵的にはそれほど厳しい感じはしない。メカデザインが古くさいのは今に至るも一緒だし。
要するに、海外のSF連続テレビドラマみたいな内容だね。前半の『ふしぎの海のナディア』っぽいというか。
私はアテナよりも司令の奥さん(?)が好きだなぁ…(^_^;)


ガンダムアーカイヴス ペズンの反乱編』
☆☆☆☆★

待ちに待った雑誌「モデルグラフィックス」の作例集の『センチネル』編。
ただ、逆に好きなだけに同誌のセンチネル特集や関連作例の号は買うなり立ち読みチェックしてきたつもりだったので、目新しいものはないかな…?と買う必要に疑問もあった。ところが、MG Ex-Sの改造作例は初見。こんな凄いのを見逃していたとは!?「ホビージャパン」別冊の表紙作例も凄かったが、あっさりとそれを上回るクオリティ。GFFを上回るプラモ作例はこれぐらいではないだろうか。ほぼ唯一大幅に手を入れた頭部が素晴らしい。
これだけ凄い作例を表紙にしないのが本シリーズのひねくれたところ(モビルフォートレスモードが裏表紙に載っている)。表紙は小林速人氏の1/144のEx-S。これはこれで原形とのギャップから考えれば超絶作例だけど、完成度だけ見れば明らかにMGなのに(^_^;)
しかし、本書が税込み約四千円で、別冊センチネルが三千円ってのは納得いかないなあ…。別冊センチネル、もし絶版にしてたら中古で三万円してもおかしくないクオリティなのに…。


『永遠の0』
☆☆☆★

映画版。原作は既読なので、特撮パート以外は早送り。
日本の特撮がハリウッドに見劣りするのは常識なので、お手並み拝見的に見たのだが、これが脱帽。もちろんテレビ画面ということもプラス要因にしても、全く特撮/CGを感じさせないのは素直に凄い。
零戦だけでなく、空母も、下向きの煙突の煙から、波に至るまでバッチリ!
まさしく大東亜戦争の海軍の空気を感じることができる。
あ、本編およびドラマとしての完成度はノータッチ(^_^;)
ただし、主人公の岡田はかなり格好良かったのは間違いない。


ギリシャからきたソフィア』
☆☆★

ギリシャがユーロから抜ける前に読んどかないとな…と思ったら、既読だった。
しかし、ギリシャの年表を見ると、建国は19世紀後半だよなあ…。ギリシャ神話とかの歴史云々するのは、良く言ってユダヤイスラエル的。悪く言うなら「中国(人)三千年」と一緒な気がする。