2007-07-11 『世に棲む日日(2)』読了 読書 司馬遼太郎 文春文庫 ☆☆☆☆ この巻序盤で松陰は刑死させられてしまい、比較的あっさりと主人公は高杉晋作にバトンタッチする。このあたりは同じく主人公が変わった『国盗り物語』を連想させられる。 この高杉晋作がいろんな意味で嫌なやつなのだが、幕府による上海視察に同行したことを契機に幕末の風雲児として大きく飛翔することとなる。