思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

トップをねらえ2!(6)

ようやくレンタルで借りられたので期待しつつ見てみる。
人間ドラマとしては最後まで理解・共感できなかった…。
これは私の読解力がないのか、少女漫画的にできてるから男には難しいのか、個人的にそういう感情がないのか、何なんだろう…。ま、作り方として全てを劇中で直截に語ってしまわない演出方法であるのは分かるが。
ロボットSFアニメとしても、今回は4話ほど盛り上がらなかったなぁ…。
オマージュっぽいところで分かったところを挙げてみると…。
星を動かすというのは『妖星ゴラス』?
ダイバスターのキックは当然旧作4話のガンバスターと宇宙怪獣のそれを模しているんだろうなぁ。
ダブルイナズマキック(イナズマダブルキックって、語感がヘン)は『Gガンダム』の師匠とドモンの最終決戦みたいだった。
球場で写真を撮るところは、できたら『ガンダム』のオマージュで席に座る前にシャッターが下りて欲しかった(^^;)

ラストは、サントラで曲だけ聴いてた時はなんともなかったし、事前情報でどういうのかも分かってたが、あの、曲が盛り上がるところでは画面の美しさと相まって、つい涙してしまった(^_^;)
デジタルでつくるようになって、一番進化したのはこういう光(昔でいう透過光)の扱いだよね。

疑問点など。
地球の衛星軌道上で回転していたリングは何?旧作のエンディングで見た時は軌道上都市かと思ってたのだが、今回は移動を開始してから回り始めたので、補助兵器っぽい。
ジャイロ効果によって軌道を安定させるためなら、進行方向を軸にして回さないとおかしいし…。もしかして電動ノコの刃みたいなものってこと?あれだけの質量をぶつけるとなるとそんな小細工は関係ない気が…。まあ、ビジュアルの面白さ/ギャグの部分もあるアニメだからそのへんは感覚の問題かもしれないけど。

結局のところ、ノノ・リリってのがよく分からなかったのだが…。「ノリコ」が長い年月を経るうちになまったってこと?バスターマシン7号が地球を救った英雄であるタカヤノリコにあこがれるようにプログラムされてたってことなのか…??