アニメ夜話に関してはいしかわじゅんみたいな批判的立場の人がいないために、
褒め合いになっている、という日記をみた。
このあたりが両夜話のテイストが違う原因。
まだまだアニメにおいては公正な批評者がいないのではないだろうか。
両者を比べるとアニメ夜話のほうがオタッキーな印象がある。やっぱり。
実は準レギュラーにして影の司会者の唐沢俊一がいしかわじゅん的な立場なのだが、
なかなか視聴者には分かりにくいのかな…。
なにより、アニメ夜話は始まったばかりだし、いつ打ち切られるか分からないし、
とりあえずは名作を取り上げなければ、という焦りも岡田斗司夫にはあるのではないだろうか。
実はふつうの本のほうが情報量は圧倒的に多い、というのは言っては行けない禁句だ(^^;)
たとえば『ザンボット3』を取り上げたとしても、
氷川竜介の『20年目のザンボット3』の10分の1の情報量も入れられるかどうかは疑問である。
とはいえ、民放の映画の番宣ではないアニメ/映画番組としては貴重な番組であるし、
なんとか続けてほしい。
富野監督とか押井監督みたいな、辛口の人も準レギュラーで入れるとかしてバランスをとって。
ついでに…。
良著です。
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