思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

仮面ライダー響鬼(7)

第7話「息吹く鬼」

さすがに今回はオープニングが変わったのは分かった。エンディングをバージョン違いで作るというのは『エヴァンゲリオン』をはじめ、昔からある手法だが、オープニングでやるのは珍しいかも。

こんな序盤で合格させちゃっていいの?そんなことならあそこまで“受験生”を強調しなくてもよかったのでは…。担任の先生も普通に喜んでたが、受験前に異常に冷たかったのは何だったんだ?演出ミスじゃないの?

山籠もりして“鍛えて”いる響鬼。日本最大の(公式サイトより)太鼓を叩くのはいい味を出してるが、ライティングがなぁ…。ことこの作品ではライティングが露骨というか、光が当たっているのではなく“ライト”を当ててるのがバレバレなので、興ざめしてしまう。

イブキの弟子・アキラが登場。男か女か分からない名前にしておいて、男と思ったら実は…という感じなのだろうが、電車で妊婦に席を譲るところからバレバレだったので、もうちょっと伏線はさわり程度の軽いものにしておいたほうが良かったかも。

イブキが変身後にハイキックとか回し蹴りとかするのを見て思ったが、“鍛える”シーンでは拳法系の格闘技をやるほうが良いのでは…?どのヒーローもそうだが、変身したらいきなり拳法の動きをするのがメチャクチャ違和感があるんだよな…。拳法の達人という設定は『仮面ライダー スーパー1』くらい?

今回の敵はろくろ首ならぬ足が伸びるヤツ。CGのマッチングもそうだが、動きも、あまりにもチープだ。これもなんとかしてほしいところ。レベルが落ちたのではなく、これまでのシリーズと比べて本編の脚本と演技が向上したから相対的に問題点として浮かび上がってきただけか?


あれだけ色々なバージョンのオープニングがあるとなると、いよいよサントラが欲しくなってきたなぁ…。