思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『嫌われる勇気』岸見一郎+古賀史健
☆☆☆☆
ダイヤモンド社

「「経験それ自体」ではなく、「経験に与える意味」によって自らを決定する」

「自分を好きにならないという目的を達成するために、長所を見ないで短所だけに注目している」

「本来コンプレックスとは、複雑に絡み合った倒錯的な心理状態を表す用語で、劣等感とは関係ありません。」

「対人関係のカード常に「わたし」が握っていた」

「対人関係のなかで困難にぶつかったとき、出口が見えなくなってしまったとき、まず考えるべきは「より大きな共同体の声を聴け」と言う原則」
これ、島本和彦もラジオ「逆境ソング特集」で言ってたのと同じ。

「あなたの貢献が役立っているかどうかを判断するのは、あなたではありません。それは他社の課題であって、あなたが介入できる問題ではない。(略)「わたしは誰かの役に立っている」という主観的な感覚を、すなわち「貢献感」を持てれば、それでいいのです。」

「世界とは、他の誰かが変えてくれるものではなく、ただ「わたし」によってしか変わりえない」