思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

三体2(下)

☆☆☆☆

三体艦隊が太陽系に迫る。物語るは主役級が冬眠を経て、テクノロジーも進歩、宇宙艦隊も完成する。
がぜんスケールアップし、もはや中国製とか全く関係ない、世界的、地球的スケールで展開する。
水滴型の無人兵器の一筆書き攻撃が白眉。だがこれ、小説ならではの醍醐味で、映像ではこの凄さは伝わらないだろう。
人類側の宇宙艦隊の末路も、クール(冷淡)でいい。