思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『ゾンビマックス! 怒りのデス・ゾンビ』
☆☆☆☆
まんま『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のパクリなタイトルで、いかにも劇場未公開のC級映画、という感じがプンプンする。
……が、意外や意外、これが面白いのだ。『29日後』と『マッドマックス』シリーズの、1、2、4を合わせたような感じで、とにかく勢いが良い。スプラッタ描写は『29日後』寄りで、結構頭が吹っ飛んだり、指がちぎれたりと過激。
4まで公開されているこの時期になぜ、1まで元ネタとして挙げたかというと、低予算っぷりが似ているから。
特に、アメフトのスーツを着たりするところは2よりも1を彷彿とさせる。
主人公の妹であるヒロインの側の描写はモロに4で、こちらはほぼ1シーンで展開するためか、画面処理的にかなり凝ったものになっている。
ゾンビを操れる、という設定はかなり御都合主義だが、その際のヒロインが格好良いので許せてしまう。4のフェノロサにも負けず劣らずだ。

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トランスフォーマー 2016-04-02