思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『空軍大戦略
☆☆☆★

飛行機映画としては見所満載。スピットファイアや、ドイツのフォッケウルフ(?)や爆撃機が画面狭しと飛び回る。
大編隊や、爆撃を俯瞰から捉えたショットは臨場感満載である。特に後者は、現代でも、爆弾が1つ爆裂するカットは撮れるが、俯瞰から十数発の爆弾があちこちで炸裂するかっとは稀。逆に、もっと上空からのCGで作った映像ならあるが、こういう中規模の範囲をリアルに実写で作った大作映画は貴重。
原題は『Battle of britain』で、ドイツのイギリス本土侵攻を阻止する戦いの最初から最後まで描いたもの。
大局的なストーリーはともかく、いち将校とその女性士官である妻とのエピソードなんて不要!ロンドン爆撃で、いちゃついている最中に爆弾で死んだら良かったのに(´д`)

ミリオタ的には、スピットファイアの魅力って分からなかったのだが、確かに飛んでいる姿を見ると格好いいかも、と実感。

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20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2017-08-02