思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『エクスペンダブルズ3』
☆☆☆

人数が増えすぎて、俳優の素性を知らないと、ただの八十年代アクション映画にしか見えない。今回から出た若手枠のほうは全然知らないし…。
ウェズリースナイプスも、サングラスかけてないと全然気がつかなかった。
今回はさらに大規模な軍隊と戦う。ヘリに戦車ゾロゾロだが、そうなると余計にエクスペンダブルズチームが誰も傷つかないのが御都合主義にしか見えない。そう考えると『2』はいろいろよく出来てたよなぁ…。
ラストのアクションは盛り沢山というより、メチャクチャ、という感じ。ラスボスのメル・ギブソンは『2』のヴァン・ダムと違って端から素手で殴りあって、割とあっさり殺されてしまう。バカ丸出しだ。
カット割も『1』寄りの短い(見にくい)ほうに。
唯一良くなったのは、時々入る凝ったカメラワークくらいか。


賭ケグルイ(8)』
☆☆☆☆☆

さらに絵のグレードが上がってしまった。恐ろしい…(@_@)
顔芸は絶好調だが、アニメ的なポーズ、イラスト/デザイン的な構図取りなどが加わり、もう至高のレベル。
まあ、欠点らしきことは主人公がエロゲー同然の薄っぺらさなことくらいか。だが、それでもこの巻ではプレイヤーとしてダウンした夢子の代わりに頑張ることになる。とはいえやっぱり、ゲームの主役はピンチヒッターに入った早乙女だけど(^_^;)
今回は、ゲームの必勝法を見つけるという、『カイジ』や『ライアーゲーム』同様のギャンブルマンガの王道に則って展開するところも文句ないところ。