思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

アーマーモデリング 2017年8月号』
☆☆☆★

素材別の加工・塗装法特集。以前の「錆び」特集などと同じく、新作もあるが、ほとんどは再掲載・二番煎じもの。
ただし、錆びのウェザリングは施さない人もいるが、木や布は全てのAFVモデラーが避けて通れない。テクニックとして、まとめてくれるのはありがたいことはありがたい。
誌上初という触れ込みの第二特集だが、巻末特集という意味では、土居スーパーバイザー時代の誌面構成を想起させ、あまり斬新さはない。
大物キットをあっさり
高石超級レオパルトは、いよいよミクロの迷宮に…(@_@)私的には、工作編は(達人領域すぎて)参考にならないなぁ…。

Armour Modelling(アーマーモデリング) 2017年 08 月号 [雑誌]Armour Modelling(アーマーモデリング) 2017年 08 月号 [雑誌]

大日本絵画 2017-07-13


モデルグラフィックス 2004年3月号』
☆☆★
新興アジアメーカー特集。いちおう飛行機とかにも触れているが、ほぼAFVのみ。『アーマーモデリング』のドラゴン特集や、新世紀メモリアルキット特集に包含される。
扱うキットが、レオパルド列車砲や、カールなど、大物が多い。特に前者は、トランペッターとドラゴンのランナー比較など、なかなか貴重かも。パーツ数が多いほうのトランペッターをチック斉藤選手がひとりで作っているのはエライ。
MaKの読者作品の発表も。
最も時代性を感じるのが、ガンダムキット。SEEDという作品の良し悪しはおいといて、各パーツのフォルムがひと昔前なのだ。最近十年のキットの進化はもちろん、この直前に掲載されたらしき、哀原善行氏のドムが傑出しているかも分かる(『センチネル0079』のガンダムのような、当時のキットとの差。)
なお、目次と特集の一部のモデル(当時の編集方針なのか、『デモンベイン』の等身大キット紹介にも女性モデルが)が、インリン・オブ・ジョイトイなのが 時代を感じさせる(^_^;)

月刊モデルグラフィックス (2004年3月号)月刊モデルグラフィックス (2004年3月号)
大日本絵画

2004