『ガイア・ギア(4)』
☆☆☆☆
女が裏切るという展開は、富野監督のライフワークなのか?『Z』以降のガンダムシリーズには繰り返し出てくる。
ヨーロッパでのゲリラ戦の描写は、『V』とも共通する。
メカ的には、ギッズ・ギースがモーターヘッドっぽいのが気になるが、やっぱりどれも完成度高すぎ。
中でもドハディDhー3bのシャープさは傑出している。
ガイア・ギアの飛行モードの分解図も、あのカトキ氏のGクルーザーのそれに匹敵するメカ汁が出ている(メカフェチにはたまらん、ということ)。
しかし、最後までガイア・ギアβっていうのは出てこなかったなぁ…。
『ハサウェイ』でも出てきたように思うが、重力下でのファンネルは推進材不足で無理でしょう?(『UC』のコロニーの中心付近あたりがギリギリか)
ガイア・ギア〈4〉 (角川文庫―スニーカー文庫) 富野 由悠季 大貫 健一 角川書店 1992-01 |