思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

大帝の剣(3)』
☆☆☆★

『20億の針』ばりのエイリアン描写から入る。
武蔵、小次郎、源九郎そして天草四郎がぶつかり合う。これに組織としての忍び、さらには(単なる巻き添え要員?)役人や山賊がぶつかり合う。
作中て「五つ巴」とされているのは、一般人ではなくエイリアン内部の対立を差すのか。
面白いのだが、山風の忍法帖以上に中身がないかも…。
ま、いわゆる、面白いだけで十分、ってやつだが。

カバーイラストが何を描いているのかわからないのも問題?

しかし『ファミ通』で連載って…(^_^;)

大帝の剣3 <飛騨大乱編> <天魔望郷編>大帝の剣3 <飛騨大乱編> <天魔望郷編>
夢枕 獏 天野 喜孝

エンターブレイン 2007-04-02