2016-11-17 ■ 『歯と爪』 ☆☆☆★法廷のみのパートと、ある奇術師のパートが交互に進む。 袋綴じ返金保証というほどのネタも、少なくとも中町・折原後の日本では十分想定される範囲内である。 初読時はよく理解できなかったが、再読の今回は非常に読みやすかった。ちなみに、小説として波長が合う人以外は、一人称パートの本書前半は斜め読みで問題ない(^_^;)歯と爪 (創元推理文庫 163-2)ビル S.バリンジャー 大久保 康雄 東京創元社 1977-07-15