3、4回目で、ようやく楽しみ方が分かってきたかな…という感じがする。
圧倒的な1コマごとの情報量は、スピード感を表現している。
半分以上が電脳空間なので、リアルでの格闘シーンになると途端に読みやすくなる。
連載時は、本書の中盤のような手書きでモノクロだったのだろうと思うが、単行本化で大幅にCGで背景を中心に描き直されているのか。多分、全編そうしたかったのだろうが、時間と労力がなかったせいか、中盤だけモノクロになっている。
カラーとモノクロに違いにも意味があれば、なお良かったのだが…。
攻殻機動隊 (2) KCデラックス 士郎 正宗 講談社 2001-06-28 |