思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『日本語千里眼』明石散人
☆☆★
講談社文庫

再読。
この人の本、確かに余人の知らない知識を元に独自の結論を導き出しているのが凄いのだが、こちらにもある程度政治、経済、歴史的知識が身について来ると、その結論はちょっと…ということもけっこう出てくる。
ま、それはそれで、著者は「自分独自の勉強と考えを持て」と言っているんだから、ある意味著者の主張に合致しているのかも(^_^;)


ファイブスター物語 トレーサー(2)』
角川書店

第二弾は全員女性業界人によるファンブック。
あんまり知らない人も多いせいもあるのだろうが、別に読む必要なかった。
巻頭カラーで永野護じしんによる新設定があるが、これとて『デザインズ4』に収録されるだろうし。


『赤眼』三津田信三
光文社文庫
短編集の四作ほど読んだが、特にオチもなく、それほど怖くもないのでそこまでで終了。『のぞき』(タイトル忘れた)みたいにほんとに怖い作品も書けるのに…。中編以上じゃないと本領発揮できないのかな?