2013-09-04 ■ 『ファウンデーションへの序曲(上)』アイザック・アシモフ著/岡部宏之訳 ☆☆☆★あんまり覚えてないが、第一作『ファウンデーション』の前日譚か。心理歴史学の理論こそ考えたが、まだ実用性のかけらも考えたことのない、若きセルダンが皇帝に呼び出され、皇帝の腹心の追っ手から逃げ延びながら心理歴史学を完成させるまでを描く(であろう。上巻までではまだわからないが)。 上巻の終盤ではロボットや地球が失われていることが触れられ、『ファウンデーションの彼方へ』の別側面とも思える。