内容じたいには全く同感だが、著者の主張はネットでたびたび聞いているので、改めてメモするところはほとんどなかった。
敢えて類書を挙げるなら、三橋貴明『日本のグランドデザイン』。
メモ
「京都の祇園祭は、（略）平安時代に東北地方で起こった貞観地震（869年）がきっかけで始められたお祭りです。（略）その貞観地震の巨大さと大津波による詳しい惨状が、都にもすぐに届いたそうです。そして朝廷は、日本全体が何か良からぬ怨霊にたたられていると恐れおののき、地震からわずか12日後、日本の地方国の数と同じ66本の矛を立てて大々的な御霊会を行ったそうです。これがかの祇園祭の始まりだったわけです。」
