思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

これが「奇跡的傑作」だろうか…。せいざい佳作どまりだと思うのだが…。後に書かれた似たようなタイプの作品(ネタバレなしにジャンルを書けないのがつらい)を読んだからかなあ…。
なによりも内容とトリック(?)に対して680ページは長すぎる。200ページでじゅうぶんだと思うがなあ…。(ほぼ一日で一気に読めたので、リーダビリティが高いのは確かなのだろうが)
カバーイラストも最悪だし、タイトルもいまいち。

ダレカガナカニイル… (講談社文庫)ダレカガナカニイル… (講談社文庫)
井上 夢人 大森 望

講談社 2004-02-13