マンガとしての善し悪しはヌキに(やたら叫ぶとか、その時の表現とか…。そう考えると『沈黙の艦隊』はさすがだな…と思い返したり)、
純粋に中国問題の専門家である平松茂雄の著作として十分に読む価値がある(図書館の中国コーナーには平松氏の本がなかったのだ)。
基本的には中国の脅威を1冊でまとめている良書の部類に入るといっていい。
国民党・共産党と台湾の歴史、共産党の侵略の常套手段、核開発の経緯と核の威力(オバマ演説の実態)など、わかりやすい。
中でも中国には民間と軍用の区別がない、というのはポイントかも。
日本核武装入門 (マンガ入門シリーズ) 平松 茂雄 丹州 一心 飛鳥新社 2010-02-12 |