ローレライのサルベージ作戦なんかはまるまるカットされてかな?
特に戦争にまつわる記述や、それぞれの登場人物の背景描写に多くの尺が割かれているのでこんな長大になったんだなぁ…。
背景描写に尺を割くのは、俳優の演技の土台になるからいいとしても、プロットじたいを数多く配置するのは映画原作としては失格だな。
いち娯楽小説としては面白いんだけれども…。
問題あるとすれば、太平洋戦争という真面目なテーマに対してローレライシステムが荒唐無稽なことと、それがまんまサイコミュやニュータイプを想起させずにおれないこと。(特に『ガンダムX』におけるそれと全く同じであることは問題か)
あとは、男ばかりだからやむを得ないのかもしれないが、どうしてこうヒロイン役の人物は美人に描くのかなぁ…。単なる特殊体質だからめっちゃブスでもいいはずなのに。