普通に楽しめた。前編よりも尺が長いこともあるが、原作の取捨選択が巧く、マンガファンの私も気にならなかった。
当然ネタバレですので以下はご注意を。
最大の違いは「誰も知らない結末」という『劇場版Zガンダム』以来(?)の最悪のキャッチコピーの所以、Lと月の対決の結末だ。結果的にはニアのやったことをLが取り入れた形になっていて、とりあえずLの勝ちという形になっている。
ノートの偽造が簡単にできてるっぽく見えるのがネックかな。原作ファンには大変だというのが分かるのだが。
あと、終盤以降は偽造も合わせると5つのノートが出てくることになるので、映画だけ観ている人は何が何か混乱するのでは?ま、テンポ的にあそこの説明に尺を割くわけにもいかないだろうし、いちおう何度も映画を観ればナットクできるよう、手がかりは示されているわけだが。
Lが先に自分の名前を書いて月の攻撃を封じる、というのは巧い手だが、そこまでの意志がイマイチ感じられなかったのと、死んだふりをするタイミングをどうやって知ったのか、というが唯一のウィークポイントか。
女優を綺麗に撮る金子マジック(演出テクニック)は今回も健在。
上原さくら、片瀬奈々、戸田恵里香、月の妹役(名前知らなかった)なんかがどれも綺麗に撮れてるわ(*^_^*)特に片瀬奈々は異常に熱が入ってて、自室ではエロティックともいえる露出の多い衣装だし、アクセルを踏む太股のアップはあるし、ほとんど主役(^_^;)
前田愛が友情出演(?)しているのもガメラファン/金子ファンには嬉しい。どうせなら、死ぬ役か何かで蛍雪次郎さんも出してほしかったなぁ…。
戸田恵里香が可愛いってのは前編を見た時からの予想通り。
女優じゃないけど、ジュネスか何かという、死神のCGは良かったな〜(^o^)
川井さんの音楽は、ホラーというよりサスペンスの曲調。ラストには前後編合わせたエンディングともいえる、エンディングらしいエンディング曲(^_^;)満足ですわ。
レッチリの後にもボーナストラック的にインストが入ってるし。川井ファンは、本来はこの曲がレッチリの代わりに流れてると思いましょう(^_^;)