思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

轟轟戦隊ボウケンジャー

風水嫌いの私としては若干複雑なところもあったが、まあ「呪いのアイテム」だと考えればありがちな展開とは思える。
徹底的に不幸な目に遭うチーフの場面は、ドタバタギャグとしては確かに設定を活かしていたと言えるだろう。最後の巨大化バトルでも、ゴーゴービークルの6〜9を敵の四方に配して敵の運勢を変えるなど、徹底していたのがいい。
幸運のアイテムと称して麦わら帽子から半被までを着る明石だが、変身後までつけていたのには笑えた。ギャグにしてもあそこまでやった戦隊ヒーローは過去にあっただろうか?!
名乗りの途中でリュウオーンたちの爆笑が入ってちょっとだけ中断したり、細かいサプライズがいっぱい。
克服のしかたも、幸運のアイテムのおかげ、というよりも「みんなの気持ち」と明石に言わせるなど、占い一辺倒ではないところも良し。
ロボバトルでは、一つの穴からゴーゴービークルの6〜9が続けて出てくるところが格好良かった。久々にスーパーダイボウケンで決着したりするところもニクイ。
こういうお遊びギャグ回でも手を抜かないところが『ボウケンジャー』の凄いところ。

そうそう、名乗りの後の爆発の炎に巻き込まれて半被が炎上したレッドですが、
これによって、あれが「背景効果」ではなくて、実際の爆発であることが判明したわけですね(^_^;)
五人揃うたびに爆発を起こすなんて、なんとはた迷惑な…。