なんや、終わってしまったぞ?
と思ったら、次回予告では次から綿流し編らしい。
結局、真相は明らかにならずじまい。
レナとミオンが実行犯だったことだけは分かったが…。
見ていてストレスのたまる原因は、
この作品がSFなのかホラーなのかファンタジーなのか、
よくわからないところにある。
どうもレナやミオンが千里眼や瞬間移動を使えるとしか思えない描写があり、
それがトリックなのか、世界観としてアリなのか、見えないからだ。
「お社様」も、集団幻想/狂気の産物なのか、
ファンタジーとしてこの世界では実在のものなのか、
ミステリーとして新興宗教の犯罪的なものなのか…。
描写として気になるのが、目の表現。
レナやミオンの“蛇目”はまだ分からなくもないが、
“発狂目”は、今回のように連続で見せられると違和感倍増。
普通の恐怖の目は、まぶたが開いて瞳孔が広がるだけであって、
瞳そのものは変化しない(はず)。
それが、瞳そのものが楕円から点になり、サイズも小さくなるんだから…。
やっぱりこういうのこそ実写でやるべきだったような気がするなぁ…。
といっても、こういう二重人格的な役をこなせるアキバ系美少女アイドルは
いないだろうから、無理なのかなぁ…。
ビジュアル的にはCGで補えばいいだけのはなしだし。
昔の菅野美穂(『催眠』とか)ならピッタリなんだけど…。