思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

轟轟戦隊ボウケンジャー

面白い。
定番ともいえる入れ替わり/コピー/偽物ものエピソードだが、
キャラが立っているので安心。
考えてみるに、たいていこのテの話にありがちな湿っぽい部分がないのが良かったのだろう。
いつも「○○さんがこんなことするなんて…」とか言って泣いてる人が出るのだが、
今回はそんなこともなかったし。

ちなみに、ブルーと偽ブルーの生身のケンカ、
とうぜん一人はスタントダブルなのだが、
背中を見せているほう(受け)が動きが良かったってことに
気がついたのはよほどのアクション映画ファン?(^_^;)
顔が見えないからブルーの俳優じゃなくて
スタントマン(JAE)がやってたんでしょうね。

メンバーの私服姿は初めてだったっけ?
ピンク(末永遙)は、やっぱりこっちのほうが可愛い…(*^_^*)
どうせなら「たちばな」とかで食べてほしかったなぁ…。
(外部はロケかもしれないけど、内部はセットだったのかな?)

レッドが行ったのがジュンク堂だってのは本棚に貼ってあるジャンルの張り紙
見たときにすぐ分かったけど、場所は分からなかった。
エンドテロップみたら新宿店のようだ。
行ったことないんだから分かるわけないわな…。

本物か偽物か見分けるのも、イエローを撃って、かばったほうが本物、
という大岡裁きみたいなやり方だ。是非はともかく、スピーディで良かった。

ゴーゴーミキサーで増殖したヴリル(偽物)たちをポンポンと轢いて行く。
見方によっては過激なシーンだ…(^^;)

ヴリルが変身したのは「ダイボウケンっぽい」巨大ロボ。これは笑える。
定番だとダイボウケンそのものに化けるはずだからだ。
まあ、言い方が『トリビア』っぽかった、っていうのもあるけど。

ラストにブルーがメンバーのデータを消去するところも、
ふつうの戦隊ものだとクサイ感じのシーンになるのに、
それがさらっと見られるあたりが演出が巧いところか。
ブルーとデートにでかけるイエローは、ブラックならずとも「誰でもありか?」
と言いたくなるところだろう。

キャラ、ストーリーとともに音楽もいいんだよな〜(^-^)
戦隊もので音楽が良かった、っていうのは5年くらい見てるけど、初めてだ。