思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ガンダムX(11)

第11話「何も考えずに走れ!」

ガロードの命か、カリスと共に来るかの選択を迫られたティファは、ガロードを守るためにカリスの元へ行くことを決意する。

傷ついたGXとガロード。GXのほうはキッドたちメカマンが不眠不休で修理・改良を施す。こんな描写も、ありそうで今までの<ガンダム>にはなかったよなぁ…。(リアル路線の『0083』や『08小隊』でさえ)キッドの「俺、プロのメカマンだから」もなかなかいい感じではあった。

戦う気力をなくしたガロードのほうは、ジャミルが荒療治。Gコンを凍った湖の上に放り投げ、「最後のチャンス」をガロードに与える。なんとかGコンまで辿り着いたときに割れ始めた氷、岸を振り返ったガロードジャミルが叫ぶ。「何も考えずに走れ!」

フロスト兄弟が『GX』版のガルーダともいうべき輸送機で、アイムザットと面会。新連邦の設立が仄めかされる。ここではアイムザットは総括官と呼ばれている。記憶では統括官だったのだが…?勘違いか。

今回の名ゼリフは今回再度フリーデンを狙うフロスト兄弟との対戦で出てくる。オルバの「雪野原に赤い花を咲かせてあげよう」と、ロアビィの「息切れで、弾切れか…」。「切れ切れついでに、人生の幕切れか…」はちょっと外したかな…。