読書
小説探偵 GEDO (SFシリーズ Jコレクション)桐生 祐狩 早川書房 2004-07-22
魔夢十夜 (ミステリー・リーグ)小森 健太朗 原書房 2006-05
日本史から見た日本人 昭和編 「立憲君主国」の崩壊と繁栄の謎 (祥伝社黄金文庫)渡部 昇一 祥伝社 2000-02
戦争のリアル Disputationes PAX JAPONICA押井 守 岡部 いさく エンターブレイン 2008-03-03
前編の紙面に載っていた発売告知広告では秋、ってことだったのに、遅れに遅れて半年後、ようやく発売。 再放送のクライマックスに合わせることに...orz こういう書き下ろし単行本の締め切りはあってないようなもの??天元突破グレンラガン [最終発掘完了編]…
Self-Reference ENGINE (ハヤカワSFシリーズ Jコレクション)円城 塔 早川書房 2007-05
シリーズ終盤なので今さら断るのも何ですが、以下、ネタバレします。エイリアンの姿と、円盤の正体(別の姿?)が明らかになる。円盤=モジュールであるとの示唆がなされるが、まだ確定ではない。 道老人とゴーレムの下りは、ファンタジーとしてもSFとしてもも…
風景とあるように、空海の生涯を順番にエッセイ風に綴ったもの。 『坂の上の雲』も小説かどうかはきわどいところだったが、こちらは完全に小説とは言えない。 台詞があったとしても「と言ったであろう」というような作者の推測として書かれているし、 取材の…
いや〜、大団円というか、まさに最終回!という感じの終わり方だった。 以外と菊池さんってマンガ力あるかも…と、シリーズを通してみて思った。全然知らんかったけど。 きなこさんとの関係の決着など、ノンフィクションとは思えないほどの伏線回収っぷりも素…
宇宙がいかに饒舌か、というのではなく、おしゃべりなのは著者。 元はロサンゼルスタイムスの科学記事の連載。 宇宙論から科学的精神、数学まで幅広くカバーしていて、まるでアシモフ博士のエッセイのよう(実は読んだことないけど)。 こんなしっかりしたサ…
ゲストが毎回出て来るようになって、横見さんのハイテンションにブレーキがかかったり、関係なく暴走したり、いろいろ。 全駅下車達成してやることがなくなったかと思いきや、そんなの関係なく粛々と続いて行くのであった。
内容的にはさらに秘境な駅が次々紹介されるのだが、ドラマ的(?)には、横見さんの自由奔放っぷりについていけない菊池さんの我慢が爆発。 なんか険悪な雰囲気も漂うので、読んでいるほうにもストレスが…。(個人的にはこういう傲岸不遜(?)タイプの人は…
この巻の最終エピソードは、横見さんの私鉄全駅乗車達成の密着。 確かに凄いんだけど、そのぶん、横見さんの奇矯・変人っぷりも際立つ。 あ、考えたら鉄に限らず、オタク、コレクターってのは常識外れなキャラの人が多いもんだし、そう考えるとそれほどでも…
北海道や四国など、行動範囲が広がり、ゲストも色々登場し、さらに菊池さんの麻痺具合も悪化…(^^;) 新幹線(500系)も1コマ出て来たりするが、完全にスルー。 (これには横見さんは乗ってないこともあるけど)菊池さん自身に鉄オタ成分がないので、車輛…
再読。 改めて読んでみると、かなり密度の濃い(=情報量の多い)マンガなことに驚く。 また、ノンフィクション/ドキュメントマンガであることも。 脚注にもおなじみの「このマンガはフィクションです。実際の人物・団体には一切関係ありません」というのが…
もっと知りたい! 新幹線恵知仁 白夜書房 2007-12-15
どうもこの高杉晋作という人には感情移入できない。 芸者遊びが好きだ、というのがその理由の第一かもしれないが、攘夷から開国という大転回を必要とされた長州藩の複雑な事情も関係しているかもしれない。 ヨーロッパ視察用の資金を(いくら藩の情勢の変化…
20の天にある星についてのエッセイ。 太陽から月、銀河団からクェーサーまで、なんでもあり。空に見えるもの、というくくりだ。 天文学の範囲内、ということか。 内容じたいは赤色巨星のできるプロセスなどけっこうちゃんと解説しているのだが、 いかんせん…
拉致・反逆など、面白い展開になってきた。 アニメ化って、ガイナックスがやってこそ!と思ってたので、ちょっと微妙…。 明らかにガイナックス的な画面構成だから。鉄のラインバレル 8 (8) (チャンピオンREDコミックス)清水 栄一 下口 智裕 秋田書店 2007-12…
機神兵団が壊滅してから2年後、生き残っていた作中の登場人物はビルや工藤、柴火などで、 物語は主に歴史家的な思想を持つ工藤を中心に動いて行くことになる…と思ったら、 早い段階で機神パイロットの3人の生存(復活?)が明かされることになる。アクショ…
ドイツの装甲騎士は、3体の機神それぞれと同等以上の能力を持つものばかりで、 いずれもが死闘というにふさわしい闘いだった。闘い方も3者3様で、どれも個性的というか、彼らの能力を活かしたバトルだ。 そしてまさにここで第1部完というべき大きな節目…