『戦車の戦う技術』
☆☆☆☆★
元自衛隊の戦車乗りが書いただけあって、演習場から模擬弾が跳弾して周辺に被害が出たとか、実感と運用のリアリティに溢れた好著。
秘蔵写真も多数。戦車回収車の存在感が大きいことは後者の代表例。７０式戦車回収車とか１１式戦車回収車なんて初めて見たし。
「１９３０年代、世界に先立ってディーゼル・エンジンを採用したのは、わが国戦車技術の誇るべき金字塔でした。」
「米陸軍戦車研究開発司令部TACOM（略）は「テイカム」と略称されています。」
戦車プラモを中心に開発している中国のメーカー・タコム（TACOM）はここに由来しているのか。
 | 戦車の戦う技術 マッハ5の徹甲弾が飛び交う戦場で生き残る (サイエンス・アイ新書) 木元 寛明 SBクリエイティブ 2016-05-17 |
