思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

岩崎一郎『なぜ稲盛和夫の経営哲学は、人を動かすのか?』を読む

印象に残ったところ

「リーダー自身が常に謙虚さを心掛けて、“天狗”にならないこと、「自分の能力は、みんなのために、仲間のために活用しよう」という姿勢を率先垂範していくことが重要です。」

「人間というものは、一年や二年がんばってみてうまくいかなければ、だんだん拗ねてひがんでくるものです。」

「お金の成果報酬はモチベーションを一時的にしか上げることができず、失敗したときのモチベーションにも影響がある(略)前向きに仕事に取り組めるようにするには、いかに工夫して自発的にモチベーションを高めてもらうかが、大きな鍵となってくるのです。」

「信頼関係を築くパートナーシップ行動ができていないと。賞賛と賛辞の効果が発揮されません。」

「「みんなで経営をしよう」「みんなと一緒に考えよう」という(略)状態がパートナーシップという横の関係を築く礎になった(略)同志という考え方なので、みんなが自分事として考えて行動しています。」