思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『宗像教授伝奇考(1)』
☆☆☆☆

伝奇SFで1話完結というのが凄い。しかも長期連載なのだ。

『白き翼 鉄の星』☆☆☆
羽衣/天女伝説と多々良民族の融合は面白いが、前後編でやるほどのものかな…?多々良(製鉄)絡みのエピソードは面白かったが、天女伝説のほうが前面に出た構成がマイナスに作用している感じ。

『塩みつ珠』☆☆★
浦島太郎と海幸山幸の類似点は面白いが、歴史ミステリー的に言うところの現在の事件が余りにも為にするスペクタクルすぎる。
『宗像の海』☆☆☆☆★
主人公である宗像教授の家系にまつわるエピソードということを差し引いても、伝奇小説的に、宗像大社と祭祀の重要性の説得力が十分。小説ではなく映像作品として見応えのある仮説のであることも大きい。

『贄の木』☆☆☆☆★
良質のミステリー。古からの祭祀が現在まで続いており、その謎が常識を覆す。そしてそれには誰もが納得できる理由があるのだ。コメディ・リリーフである編集者といい、全てにおいてハイレベルにバランスの取れた秀作。

『巨人伝説』☆☆☆★
初出表記がないが絵柄的に少し昔の作品。内容もマンガチック。スペクタクル性は一番だが…。


『宗像教授伝奇考(1)』
☆☆☆☆

伝奇SFで1話完結というのが凄い。しかも長期連載なのだ。
『楡の木』☆☆☆☆★
良質のミステリー。古からの祭祀が現在まで続いており、その謎が常識を覆す。そしてそれには誰もが納得できる理由があるのだ。

『巨人伝説』☆☆☆★
初出表記がないが絵柄的に少し昔の作品。内容もマンガチック。スペクタクル性は一番だが…。