思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

大日本サムライガール(6)』
☆☆☆☆

前半と後半ではガラッと変わって、アメリ国防省とCIA、そして自民党民主党(仮名)からのオファーでの、全面的な政治話に。日毬を党首に、というプランは維新の橋下氏よりも後か先か…?奥付は13年7月だが。
沈黙の艦隊』で、政治パートと戦闘パートのどちらが好きか、というのと同じく、政治パートからアイドルパートへ移ると、ちょっと盛り下がる……かと思いきや、アイドルの日常密着ドキュメントでもそれなりにのめり込ませるのがさすが。とは言え、由香里までが勝間和代をしのぐスターになる、というのはさすがにラノベとはいえ、何もかも上手く行き過ぎだろう。ま、そういう世間話なずば抜けた人気、という基盤がないと、独裁者なんかにはなれない、というストーリーなのかもしれないが…。