妻が死んだことで生きる気力を無くしたロッキーのように見える。
2〜5までは見てないので、もっと前に死んでいたのかもしれないが。
息子や女友達など周囲を鼓舞するために、50歳くらいになって現役にカムバックするも、強すぎてブーイングを食らうようなチャンピオンと対決することになる。
試合が終わってみれば、そりゃあ現役最強チャンプに勝ってしまうのはいくらなんでもウソにすぎるが、あっさり負けたら映画としての盛り上がりがないから、最後までもつれて判定で負けるくらいが妥当だろうなあ…。(「あしたのジョー」とか)
メインテーマ曲が流れるトレーニングのシーンが私にとってのクライマックスだった。
ロッキー・ザ・ファイナル (特別編) [DVD] 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン 2007-10-05 |
鏡明・大森望・北上次郎(なんでいるの?)の鼎談でも出てくるが、ミステリ部門と違って、SFというジャンルでは年間ベストを選ぶ企画はこのムックしかないのに、権威が全然ない、というのがツライなあ…。
また、コメントにもあるように、今年は海外部門で直球SFがあまりないのも寂しい。逆に、和製SFはなかなかの盛況ぶり。
特別企画のSF映画ベスト50はなかなか役立ちそうなガイドといえる。
SFが読みたい! 2011年版―発表!ベストSF2010国内篇・海外篇 SFマガジン編集部 早川書房 2011-02 |
政治記者歴50年以上の政界のご意見番・三宅久之が、自身が遭遇した政治ネタを書いたもの。
政治というより、政治家たちのドラマ・舞台裏という感じで、あくまでも結果・表舞台を評した渡部昇一の著作とは裏表のような関係といえるかもしれない。
政治ネタというより、政治記者奮戦記(半生記)ともいえる。
特に解説もなく人名が乱れ飛ぶので、日本の戦後政治史の基礎知識がないとあまり楽しめない。
三宅久之の書けなかった特ダネ (青春新書インテリジェンス) 三宅 久之 青春出版社 2010-11-02 |
ずっと「クビキ・リサイクル」だと思っていたのだが、タイトル文字の組み方を見ると、「クビキリ・サイクル」が正しいようだ。清涼院流水系の言葉使いである西尾維新(ペンネームからしてローマ字回文だし)のことだから、ダブルミーニングになっているのだろうけど…。
セカイ系・ラノベ系ではあるが、なにか違う感じもあり、捨て置けない感じ。
クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い (講談社文庫) 西尾 維新 講談社 2008-04-15 |