聞き慣れない言葉・レオロジー。私も知らなかった。
めっちゃ簡単に言えば(みなもと語録)粘性の科学ということになるだろうか。
確かに言われてみればマヨネーズ、ケチャップ、歯磨き粉は液体?固体?と悩む。
しかしながら、ガラスが超長期的に見れば液体なのはそこそこ知られた話だし、氷河も動けば大陸も動く。
まあ一気にそこまで飛躍するのはともかく、最初に挙げたゲル状物質は、主に高分子などの結合によって粘性が出ているのだ。
また、圧力を加えたり、扱う速度を変えることでゾル化する、などの特性を持ったものもあり、なかなか面白い。(蜂蜜などはその代表か)
また、液体をパイプに流す場合、人為的に高分子を加えると流速が速くなる、というのも意外な事実。(実際に下水管や消防ホース用水などで実用化もされているそうだ)
おもしろレオロジー どろどろ、ぐにゃぐにゃ物質の科学 (知りたい!サイエンス) 増渕 雄一 技術評論社 2010-06-25 |