 | 廉価)写真で見る!!自衛隊の最新兵器99 井上和彦 双葉社 2010-04-20 |
前に出た『こんなに強い自衛隊』の最新版。
オールカラーになったのと、全兵器に井上さんのコメントがついているのが特徴。
（『炎の言霊』スタイルやね）
ラインナップが完全網羅でないぶん、チョイスがなかなか巧いのだが、やはり写真が小さいの痛い。
正式名称とかは小さくでいいから、写真を大きく載せてくれ！使用料は大きくても小さくても一緒でしょ！
 | もっとすごい科学で守ります! 日本放送出版協会 2000-08 |
これは壁に投げつけられるか、大笑いされるか、両極端に評価が分かれそう。
そこまで仮面ライダーや戦隊シリーズ、宇宙刑事へのオタク成分のない私には、「なにこれ!?」に近い感想だった。
同人誌レベルで、商業出版、ましてやNHKから出すような本じゃないよ。せめてテレビ朝日ならわかるけど…。
内容的には『島本和彦のマンガチックにいこう！』で話すような内容。島本先生が同番組で褒めてたのが分かるなあ…。
そう、テレビやラジオでネタとして話すには楽しい内容だが、科学的に説明するには牽強付会もいいところ。
ＳＦにすらなってないし。
 | くよくよしない! 仕事・人間関係・お金・健康… (WAC BUNKO) ワック 2006-09 |
これも対談というより両論併記に近いかたちの共著。
あとがきにあるように、けっこうスタンスが違うところも多いのだが、そんな両氏の考え方の違いを通して読者が宗教・人生について考えるきっかけにすることこそ、著者が望んでいることだと思う。
以下メモ。
日下
相撲はもともと豊作を祈る神事ですから力士のしこ名には山、川、風がついていました。
筑波山という力士のしこ名は、筑波山の神さまが出てきたという設定でした。
日下
昔から人間は死に絶えたり増えたりしながら歴史を刻んできたのです。
われわれ日本人は、子供好きな人たちの子孫です。だから、根本的にはみんな子供が好きです。ただし人工爆発期というものがあり、その時期には多くの変わり者が生まれます。この変わり者は大都会に流出し、結婚もしないまま死んでしまうこともあります。これは自然な淘汰現象で、べつに憂えることではありません。
日下
よく若い人が“自分発見”や“自分探しの旅”と恰好つけたいい方をしますが、そんな悩みは他人への優越意識を前提にしています。他人に優越することは全員には実現しませんから、苦が発生するのです。
