バカミス。霞流一が書きそうなバカバカしさだが、本格度は低め。
食玩やソフビなどのコレクターアイテムを巡るドタバタ。
だが、インドアの象徴ともいえるオタクアイテムを探すのに、ハードボイルドなヤクザやケンカが得意な探偵なんかが奔走するというのがアンバランスなんだよなぁ…。そのミスマッチさがいいのかもしれないが…。
出てくる番組やキャラが全部架空だからそういう情報が全く楽しめないのが最大の問題かも。『稀覯本の不思議』のように実際のレアアイテムを出してくれないと説得力もないし、面白くない。
まあ、そういうものだ、というのは分かるけどね。