思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

ミステリーを読んでいると、世界が反転する、ということが(良質の作品では)よくあるが、現実でもこれはあり得ることだ。
色々な徴候から、うまく行くと思っていたことが失敗だったり、
よかれと思ってやったことが裏目に出たり…。
「人間万事さい翁が馬」という中国の故事もあるが、
幸不幸というのは次々に反転して行くものでもある。
大事なのは小事に捕らわれないことであり、どういう事態にも対応できるように自分の精神を鍛えることだ。
今日も、昨日の善いことから、一転して悪いことになりそうな事実を発見した。
それでまた、データを見返してみると、これがまた見事に伏線になっていたのだ。
いくらミステリを沢山読んでいても、実践に応用できなければ意味がない。
まあ現実は人それぞれで、論理的・合理的には行かないものではあるが…。
それぞれのシチュエーションが、将来吉となるか凶となるか。
全く同じパターンでも状況・モノ・ヒト・時間が異なれば結果は変わる。
だからこそ人生は面白い、と人は言うのだろう。
(なんだこの文章は…)(^_^;)