『エクソシスト』
☆☆☆☆
ケーブルで見たけど、あの超有名なブリッジで階段降りのシーンがなかったなあ(@_@) ケーブルテレビで見たので、カットされてたのか、ディレクターズカット版のみなのかもしれないけど。
とにかく少女が悪魔に憑かれた後のメイクがメチャ怖い(^_^;)宇多丸師匠の『アイアムアヒーロー』評で、「ゾンビの造型だけで怖い」とあったが、本作もまさに同じ。
撮影とか編集もどこかどうと言えないがうまくて、「悪魔」が出てくるまでの、各登場人物の(崩壊前の)日常を描いたシーンでも、早送りせずに見させてしまう力がある。
序盤から出てくるカラス神父が、母親の介護の問題とかまで描かれるので、ヒーローとして悪魔に打ち勝つ役なのかと思いきや、「手に負えないから別の人を読んで来る」って!?(^_^;) いや、実は冒頭に出てきた人とは別人らしい、ってのもそこで気がついたくらいなんですが。
しかしさすがによくできた映画で、カラス神父には別に役割があるのだった。最後に悪魔を自分に憑依させた上で自殺する(道連れにする)という役割が。
エクソシスト ディレクターズカット版 & オリジナル劇場版(2枚組) [Blu-ray] ワーナー・ホーム・ビデオ 2010-11-03 |
『機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突ルウム会戦 初回限定版』
☆☆☆☆★
カトキファン必見の1枚。カトキ演出はCパートだけだが、それだけのためにも買って見る価値がある。
序盤の総集編は、本シリーズが当初4話で終わる予定だってので、再起動の意味がある、と分かって見ないと、「何故、こんなアヴァンが長いんだ?」という誤解を生むだろうなぁ…。
安彦演出は、冗長かつ古臭いのだが、メカ関連のシーンは格好良いので、2度目以降はそこだけみれば良し。
Cパートは、1カットごとの情報量が『UC』の倍はあるので、ミリタリーファンは見逃せないし、何度見ても発見がある。どうもそのほとんどの設定をカトキ氏がデザイン、または監修しているっぽいし(^_^;)
非カトキファンのために1つ挙げるなら、戦艦の挙動。『ヤマト』にしてもそうだが、ガンダムでも『イグルー』以来、CGの艦船は、挙動が軽い、要するに動きが早すぎるのが欠点・失敗(課題・問題ではなく)だったが、ようやく重厚な演出がなされている。これはこの『オリジン』の1話ですら改善されていなかったことなのだ。
機動戦士ガンダム THE ORIGIN V 激突ルウム会戦 初回限定版 Blu-ray Collector's Edition バンダイビジュアル |