『アーマーモデリング 2011年3月号』
☆☆☆☆★
表紙が『バサラ戦車隊』だが、いつも通りの連載があるだけなので注意。
特集は、エースモデラーによるティーガー1のリレーモデリング。基本工作は岡プロ。エッチング製作はTakumi明春、迷彩は吉岡和哉、筆ムラ味付けは横山宏、仕上げは高石誠と、まさにドリームチーム。
中でも岡プロによる接着剤の使い分け、合わせ目消し/面出しのためのヤスリがけは勉強になる。それと横山氏の筆塗り(筆ムラ)の味付けについて4ページも割いているのが嬉しい。細かい筆塗りの方法についてここまで解説しているのは例がいないのでは?
先読んだ次号でも感銘を受けた「Q&Aコーナー」についても触れねばなるまい。読者の素朴な疑問に、複数のプロモデラーが一言ずつ意見を答える、という多角的な視点が素晴らしい。なぜなくなったのかなぁ…(T_T)
Armour Modelling (アーマーモデリング) 2011年 03月号 [雑誌] 大日本絵画 2011-02-12 |
『モデルグラフィックス 2017年5月号』
☆☆☆☆★
まず、最初に言っておきたいのは、今年のMGのカバーデザインがイマイチだ、ということ。ここ10年くらいの中では最低レベルでは?
特集はフルアーマーガンダム。導入の文章では、カラーページなのに『プラモ狂四郎』のモノクロ1ページ(パーフェクトガンダムVSパーフェクトザク)が丸々再録されているという攻めた紙面づくりだ(けんたろうの作例解説はモノクロなのに(^_^;))。
νガンダム、サンダーボルト、FAZZ、アレックス・チョバムアーマー、FA百式改、フルーアーマーガンダムなどが並ぶ。
中でもちょっと前のZプラスに引き続きの「君にも作れる」式のFAZZの完成度が素晴らしい。MGのVer.Kaベースのフルーアーマーガンダムも表紙掲載レベルの完成度である。
モデルグラフィックス 2017年 05 月号 [雑誌] 大日本絵画 2017-03-25 |