デビュー前や下積み漫画家の物語。『世にも奇妙な物語』などを彷彿させる、より『アウターゾーン』などに近いブラックな結末のものばかりだが、案内役がいないぶん、読後感は悪いものが多い(^_^;)
売れない漫画家の現実を描く、というよりも売れない漫画家を主人公にした不条理ホラー短編集という感じか。
唐沢としあき…じゃなかった、唐沢俊一…じゃなかった、唐沢なをきの絵が、下手とも言えず、デザイン的には整ってはいるが、ガチャガチャした画面でもあり、ちと読み終わってもすっきりしないため、続きを読みたいとは思えない(^_^;)