思考の遊戯・続

「雑読雑感」の管理人・レグルスの読書メモ、映画のネタバレ感想など

『明石工作』稲葉千晴
☆☆★

論文的な感じで、ちょっと堅苦しいかな…。
日露戦争の裏側で、ロシア国外にいるロシアの革命勢力(ノルウェーフィンランドなど)に資金援助して情報を得たり、銃弾購入資金にしたりしていたのがその活動内容。その費用は数十億円にも登った。
明石が活動していた国のひとつ、フランスが日本の暗号を解読、傍受していたというのも驚いた。